最近死にかけている
暗い話になるので、興味ない方は閉じて構いません。
読んで伝わってもらえれば嬉しいです。
みるみる痩せてきて、骨盤がだいぶ浮き出てきている。
今は手袋の片割れの気分だ。
ふとしたとき、落ち込んだり不安で前が見えなくなって良くないことを実行してしまうことがしばしばある。
発作的な不安があると先走ってしまう。
私はまだ未熟者だ。
此れから先
病気は付き纏うし、
不安は尽きないし、
年老いていく。
それでも生き延びなければいけない理由がある
あの子は生きている間、こう言い残した
「私がいなくても友達と楽しく元気に過ごしてほしい。
私はもうダメかもしれないけど、東雲ちゃんなら生きててくれる。
その姿さえ見れれば幸せだよ。」
あの時からそう思ってたんだね。
あの子は月だ。
届かせたい
輝かせたい
目指したい
照らされて、照らしていた。
遥か空の彼方まで昇ってしまったけれど、今でも私の中の月だ。
懐いてくれて嬉しかった。
諦めたんじゃないよ。
浮遊する体でも私は好きだ。
…天国で暴れて権力乱用してないといいんだけど。
私は何度か死にかけた、でも死ねなかった。
死ねない呪いにかかっているのかもしれない。(とんでもねえ呪いだな)
周りから祈られているからには生き続けることになる。
なんなら私が先に死んでしまったらあの子や周りが生きるのを辞めるように後追いしてたかもしれない。
私が幽霊になったら自殺を止めに行くだろう。
現在は"東雲が生存している"世界線を歩んでいる。
毎秒に分岐点がある、怖い事実だけれど耐えなければならない。
今、心臓が動いているのはもしかしたら守ってくれているからなのかな。
神も宇宙人も幽霊も信じないが、あの子だけは信じられる。
信じてくれていたからね。
死んだら何してほしいか、常に考えている。
近況報告、弔い、世間話、涙、愛、模倣
あの子のことだから謝罪は求めていないはず。
死者への冒涜だとか不謹慎だとか勝手に言っていろ。
少なくともそういう人にはわからないだろうけど。
私だったらお経ダンスパーティーでもしてほしいかな、その時は誰か木魚ドラムを頼む。
最近、一人で喋るようになった。
有難う、大好きだよ。と
何もない空間に向かって喋るのも変だけど、聞いてくれている可能性は無くはないからね。
あと、あの子と関わった方々も、本当に有難うね。
中には、直接支えたくれたり、世界の見え方を変えてくれた方もいる。
生き延ばしてくれた。
本当に頭が上がらない。
自傷も薬もあまり良くないけれど、このぐらい狂わないと生きられないほど生き苦しい体と世の中だ。
私の中にあの子が居るから、此れからは程々にしようと思う。
とは言え、将来どう生きるかも本当に悩んでいる。
絵師、小説家、音楽家、バイト、なんなら研究者になって本当に不死になるとか。
研究者はさすがに冗談だけど、自分に合ったものを探していきたい。
最近は焦っている。
呼吸が乱れてペンが震える、いつか来る死に怯えているからだ。
そのせいでUndoを連打してやり直しを繰り返している。
人生もやり直しができればいいのにな。
死ねばそれは叶うんだ。
でも、それは違う、答えではない。
今度、墓にお参りするとき
私や好きだった絵師さんの絵、
今いる友達のこと、
私の今の姿、
見せたり聞かせたい。
鳥が風を運ぶ
陽が沈めば月が昇る
躁が来れば鬱が来る
春で始まり冬で終わる
生まれれば死が訪れる
あの子をもっと生きさせることができたんじゃないか、愛を伝えられたんじゃないか。
溜飲は下がらない。未練だらけだが、もうそんなこと考えるのはやめよう。
頑張ってあの子が気が済むまで生きたし、充分尽くした。眠らせてあげよう。
とっても素敵な子だ。
嬉しかったよ。
-・
・・
・-
---・-
-・-・・
Comments